バレンタインにもぴったりな、赤ワインと相性抜群レシピ3種のご紹介

毎年、この季節になると「バレンタイン」で街が賑わいはじめます。

でも今年は“チョコレートを渡す“という機会が少なくなってしまいましたね。

そんな時はお家でバレンタイン気分を味わってみてはいかがでしょうか?

簡単だけどおもてなし気分になれる料理をご紹介いたします。

赤ワインに合わせて、ゆっくりとしたお家時間を過ごすのもいいですね。

今回は、失敗知らず!薄切りお肉をつかったメイン料理、見た目も可愛いたまごの前菜、デザートにもピッタリなフルーツグラタンの3種類をつくりました。

まずは失敗知らず!な、お肉料理をつくります。

アンチョビ香るポテトの肉巻き

材料 2名分

  • じゃがいも(ホクホク系の男爵いもなどがおすすめ)2個
  • ニンニク 1片
  • アンチョビ 2尾
  • 牛肉の薄切り 8枚
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 赤ワイン 100ml
  • ケチャップ 大さじ3
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 塩 ひとつまみ

作り方

じゃがいもを加熱します。

時間がある場合は、皮付きのまま鍋に入れ、カブるくらいの水を加え竹串がすっと通るくらいまで茹でます。火が入るまで40分程度かかってしまいますが、ホクホクとしておいしく火が入りますよ。

時間がない場合は、皮をむいて4等分に切り、水にさっとくぐらせます。耐熱の容器に入れて濡らしたキッチンペーパーをかぶせてから、ラップをかけて電子レンジ600wで6分程度加熱します。こちらも中まで火が入ればOKです。

※この後、潰す工程があるのですが、電子レンジで加熱すると火の入り方にムラができてじゃがいもの一部が固くなってしまう場合があります。

そうすると、潰しにくくなったり、じゃがいもの塊が残ってしまう場合があるので、じっくり茹でてホクホクにした方が食感が良くなるのでオススメです。

じゃがいもをフォークなどで潰します。

茹でて火を入れた場合は、潰す前に皮をむいてくださいね。

塊が残らないようにしっかり潰します。熱いうちに塩をしましょう。

ニンニクをみじん切りにします。

フライパンにニンニク、アンチョビ、オリーブオイル(大さじ1)を入れて弱火で加熱します。温まってきたらアンチョビを木べらなどで潰しながらペースト状にします。

ニンニクの香りが立ってきたら先ほど潰したじゃがいもを加えて、さっと炒めます。じゃがいもに香りを移すイメージです。

※アンチョビ自体に塩気があるのでこの工程では塩を入れていませんが、メーカーによって塩味が異なるので、この段階で一度味見をして「塩味が足りないな」と感じた場合は加えてくださいね。

牛肉で巻いていきます。

工程3を4等分にし、2枚に重ねた牛肉で巻きます。

フライパンにオリーブオイル(大さじ1)をしき、牛肉の巻終わりを下にくるように並べます。中火で加熱をして焼き色が全面につくように回しながら焼いていきます。焼き色がついたら一度フライパンから取り出します。

玉ねぎをスライスします。肉巻きを取り出したフライパンに玉ねぎを加え、中火でしんなりするまで炒めます。ケチャップ、赤ワインを加え一煮立ちさせたら肉巻きを戻し、蓋をして約3分煮込みます。

ソースが煮詰まり、とろみが出てきたら完成です。

ソースには赤ワインとケチャップを使い、酸味と深みのある味わいに仕上がりました。

薄切り肉は塊の肉と比べて、火を入れた時に固くなる心配がないので、「料理をはじめたばかり!」というかたでも挑戦しやすいかと思います◎

中に詰めたじゃがいもにもしっかり味付けをしているので薄切り肉でも、

どっしりとした深い味わいのボルドーワインと合わせても、風味が負けずにワインも進みますよ◎

次は、見た目も可愛いたまごをつかった前菜です。

たまごとケッパーの詰め物

材料 2名分

  • ゆで卵 2個
  • ケッパー 小さじ1
  • マヨネーズ 大さじ1.5
  • ディル 2枝分
  • 胡椒 少々

作り方

ゆで卵は殻をむき半分に切ります。黄身の部分をスプーンなどで取り出します。黄身もあとで使うので小さなボウルなどに入れておきましょう。
ケッパーをみじん切りにします。先ほど取り出した黄身にケッパー、マヨネーズを加えよく混ぜます。

※ケッパーも塩気があるのでこの工程では塩を入れていませんが、メーカーによって塩味が異なるので、この段階で一度味見をして「塩味が足りないな」と感じた場合は加えてくださいね。

くり抜いたゆで卵の穴の部分に詰めていきます。
器に盛り付け、刻んだディル、胡椒をして完成です。

こちらは、ロゼワインとも相性抜群です。

黄身を一度取り出してから他の材料と混ぜることで、ふわふわの食感に仕上がります◎

また、ケッパーとディルが加わることで見た目の印象よりも大人な味わいに仕上がりワインが進むおつまみの出来上がりです。

ぜひパンと合わせて、ちびちびと食べたい一品です。

最後にデザートにもピッタリな、フルーツグラタンを作ります。

金柑とサツマイモのカマンベールグラタン

材料 2名分

  • 金柑 8個
  • サツマイモ 250g
  • カマンベールチーズ 1個
  • バター 20g
  • グラニュー糖 小さじ2
  • 水 50ml
  • ミント 適量

作り方

金柑のシロップ煮を作っていきます。

金柑に切り込みを入れていきます。

8方向から中央に向かって放射状に切り込みます。

切り込みを入れずに竹串などで穴を開けるやり方もありますが、今回はグラタンにする目的があるので、他の食材と一緒に焼いたときに切り込みから果汁が出てきて、溶けたチーズと合わさり美味しいソースになります◎

また、短時間でシロップが染み込むので、簡単な付け合わせとして作りたい場合も切り込みを入れるやり方がおすすめです。

小さい鍋にバターを入れ弱火で溶かします。完全に溶けたら金柑を加えさっと炒めます。バターがふつふつとしてきたらグラニュー糖、水を加え、水分がなくなるまで加熱します。
サツマイモは輪切りにして、耐熱の容器に入れ、濡れたキッチンペーパーをかぶせてからラップをして電子レンジ600wで5分加熱します。中まで火が入ればOKです。
オーブン・トースター対応可能の耐熱容器に金柑のシロップ煮、サツマイモ、8等分にカットしたカマンベールチーズを入れて、230度でチーズの表面に焼き色がつくまで焼きます。
刻んだミントを散らして完成です。

フルーツを使うことでデザート感覚で食べれる一品です。

チーズを合わせるとワインとも相性がよいので、ゆっくり映画などをみながら食べるようなおつまみとしても◎

バレンタイン=チョコレートというイメージが強いですが、

たまにはお家でゆっくりと、“ワインを飲みながら過ごすバレンタイン”も悪くない気がしてきませんか?

ひとつの過ごし方の案として、お試しいただければうれしいです。

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この記事を書いた人

フードスタイリスト 松井緋音

フードスタイリスト 松井緋音

レシピ開発・調理・スタイリング(テーブルコーディネート)など、企業の広告やCMのフードスタイリングを手がけ、2018年4月に独立。「目が喜ぶ。見るだけでおいしい。」を研究中。フルーツとの組み合わせ料理を得意としています。