KUWATOSUKIでしか飲めない!市川産梨蜜ジンジャーエールの誕生秘話

こんにちは。長門です。
最近オープンデーでじわりじわりと人気になってきました「市川産梨蜜ジンジャーエール」についてご紹介をさせて頂きます。

私たちがお店を構えるここ市川市は何といっても梨の名産地。
とにかく梨がうまい!幸水、豊水、あきづき、かおり、新高、王秋、かんた、にっこり、あいかんすい、白鳥と種類もたくさん!もー選べない!ってくらい梨漬けのシーズン。みんな収穫がバラバラなので息をつく暇さえないのです。(市川人の悩みでもあります笑)


せっかく、身近にこんな最高な素材がそろっているのだから、ここでしか味わえないものをつくってお店で提供してみよう!※市川の梨ラバーな私たち(梨があるから本社をここに構えているといっても過言じゃない!?)

こんなきっかけで梨蜜ジンジャーエールの開発がはじまりました。

なぜ、市川の梨を使ってジンジャエールなのか?

その答えは簡単。私たちの社内で空前絶後のジンジャエールブームが起きていたからに他なりません。(個人的な理由ですいません汗)
世界中の様々な地域にたくさんのジンジャエールが存在します。
ジンジャエールの味わいの違いはクラフトビールやワインのような奥深さがあります。
また、クラフトビールのブルーマスターのように醸造所の責任者が製造の監督はもちろん、原料やレシピ、味を決めるてその地域を表現することろもクラフトビールと似ていて、とても面白いのです。

そんなドはまりのジンジャエールと愛してやまない梨をかけ合わせたらどうなってしまうんだ!?考えただけでドキドキがとまりません!

まさに贅沢!市川の梨を使ったジンジャーシロップを開発!

贅沢に市川の梨を使っています

さて、こんな具合でジンジャエールを開発するためには、まずジンジャーシロップをつくらなければいけません。(ジンジャエールとは炭酸とジンジャーシロップを割ったもの)
しかし、開発は難航しました。(なんだかんだで2年越しの取り組みに・・・)

難航した理由

  • 梨が手に入るシーズンが限られていて、開発できる期間が短い
  • 梨の価格の高騰(台風などで不作になれば生産量が限られてしまい価格が上がってしまう)
  • 梨のさわやかな風味がジンジャーの青臭い強烈な味わいに飲み込まれてしまう

などなどとあげればキリがないほどレシピづくりは困難を極めます。見えたのか?と思えば消え。消えたと思えばまた見える。悟りに境地のようでした^^;

生姜の切り方、スパイスの入れ方、×××まで徹底的に調べました

とにかく実験を重ねました。
このジンジャーシロップの水分は梨から抽出したもの100%で作っています。どうしたら梨が生きて、ジンジャエールの後引くおいしさを表現できるのか。
梨のさわやかな甘みを存分に生かすために。
たどり着いたのが最高の梨蜜ジンジャーシロップ。

レシピの決め手は手間暇かけることと愛情

結局、最後はたっぷりと愛情をかけて、何時間もかき回す地味な作業。腕がパンパンです。笑

どんな梨をつかったのか?

希少種女帝梨

今回使用した梨はかおり梨をメインとして、豊水、秋月をブレンドしました。みずみずしさと上品な甘さのかおり梨に豊水、秋月の個性的な酸味をペアリング。すべて市川の梨農家さんの協力の元、最高級の梨を使用させて頂きました。
これは、梨農家さんの協力なしでは考えられません。

どんなスパイスをつかったのか?

以下のスパイスを使用しました。梨が最高級だったため、スパイスもすべてオーガニックのものを選択しました。梨100%の水分を使ってこのスパイスたちの成分をゆっくり、じっくり、腕がパンパンになるまで抽出します。

スパイスの効能

使用したスパイスの効能は以下です。主に自己免疫を高めるために役立つジンジャーシロップになっています。
美味しくて、健康。これぞ梨蜜ジンジャーの真骨頂。

  • 免疫力を高める
  • 利尿作用
  • 咳を鎮める
  • 喉の炎症を抑える
  • 消化器系の働きを整える
  • 高血圧予防
  • 身体の内部から温める
  • 殺菌作用
  • 鎮痛作用
  • 抗酸化作用
  • 整腸作用
  • コレステロールの低下
  • 血行促進
  • 血流改善
  • 浮腫み解消
  • 冷え性改善
  • 新陳代謝を活発にする
  • 疲労回復
  • 美肌効果
  • 坑炎症効果
  • 血糖コントロール効果
  • 白髪、抜け毛予防
  • 栄養吸収の促進効果
  • 消化促進
  • 便秘解消効果
  • 脂肪燃焼効果
  • 脂肪分解促進効果
  • ストレス抑制効果
  • 防腐効果
  • 月経痛緩和効果
  • 発汗作用
  • リラックス効果
  • 花粉症
  • 解毒作用

市川産の大切な梨をシンプルに表現したい

昔、川上善六さんが大根に差しながら持ち帰った梨が今もここに歴史を紡いでいます

大体、梨を使った商品は、少しの梨エキスやジャムを加えて風味をだすのがセオリーになっていると思います。
なんでちょっとしか梨を使わないのか?

ちがいます。使えないんです。涙(気持ちは痛いほどわかります)
というのも、梨は高級果物。特に市川の梨はブランド化がされていて全国で一番高級な梨としても有名です。(農家さんいわく全国の梨の価格は市川を基準に決めていくケースが多いそう)

ですので、市川の梨をふんだんにつかってしまったら販売価格が・・・

だけど、ほんのひとかけら使っているだけで「市川の梨使用!」みたいなことは言いたくない。
余計なことはしないでシンプルに。しっかりと市川の梨を使うことを大切にしました。

地元の梨農家さんと一緒に

梨農家の松丸さんにやえぼについて教わる永作

上記でも述べた通り、今回この梨蜜ジンジャエールの開発にあたり梨農家さんの協力がありがたかったです。
また、一緒に農作業をお手伝いさせていただく中で、夏しかスポットライトが当たらない梨農家さんがいかに年間を通して畑に出て準備、また準備、そして準備という1年を重ねているかも痛感しました。(そりゃおいしいはずです)

完成!市川産梨蜜ジンジャエール!

最高の一杯。KUWATOSUKIで。店頭で400円(税抜き)にて販売しております~

この記事を書いた人

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NAGATO

JOB:見習い発明家
夢:見習い発明家→売れっ子発明家→発明家→大発明家→養蜂家
保有特許数:2
好きな食べ物:ピザ
好きな生き物:ディスカス、錦鯉、金魚全般