kuwatosukiの冬の人気アイテム、ゼーベックストーブファン。
デザイン性の高さからインテリアとしても魅力的だが、その最大の特徴は電源も電池も使わない家電であるということだ。
つまりものすごくエコな商品である。
環境問題が大きな課題である現代において、電源を使わない家電、は注目度も高い。
デザインには無駄がなくどのシーンにも使えるのが特徴的だ。
非常にシンプルな商品だが、最も未来に近い商品かもしれない。
なぜ電源も電池もないのにファンが回るのか?
ここではできる限り詳しい専門用語などは使わないように説明したいと思う。
理科や化学が苦手という人も、友人や恋人に説明できるくらい、シンプルに説明したいと思う。
もし専門家の方が見られていた場合は、ご容赦願いたい。
1、金属は温度差によって電気が発生するモノである
そもそも金属というもの自体に電気を発生する要素が備わっている。
それは温度差が生まれた時に発生する。
この1本の金属の端と端が仮に0度と30度だった場合、電気が発生しているということなのである。
それはもうそういうものだと解釈してもらうほかない。
その温度差を利用しているのがゼーベックストーブファンなのである。
2、温度差は大きければ大きい方が電気は強くなる
ゼーベックストーブファンはご覧の通り、金属が2つに分かれている。
そしてその2つは形が異なる。
これはこの2つの金属の温度差を大きくするためにこのような工夫をしている。
極端に言えば下のパーツは100度越え、上のパーツはー20℃、となれば発生する電気は大きくなりファンが回りまくる、ということなのだ。
上半身部分の形が花のようになっているのは熱を逃がして温度を低くするための工夫である。
3、温度差で生まれた電気を集約しファンに伝える超優秀な素材
それがいわゆるペルチェ素子と呼ばれる素材である。
ペルチェ素子は冷蔵庫やワインセラーを冷やすときにも活躍する素子である。
※詳しくは下記リンクの開発秘話をご覧いただきたい
このペルチェ素子がとにかく優秀でゼーベックストーブファンにとって重要な役割を担っている。
簡単にいうと、温度差で生まれた電気を集約しファンに伝える役割を果たしている。
ペルチェ素子なくしてこの商品は成り立たない。
まとめると、ペルチェ素子が金属の温度差によって生まれた電気を集約しファンに伝えている事でファンが回っている。
だから電源をささなくても、電池を入れなくても、熱の力だけで動くのである。
ゼーベックストーブファンの使い方は?
熱を発するものの上に置くだけ。
ただそれだけ。
マニア好みの一工夫もあり
ゼーベックストーブファンの温度が345度を超えると故障に繋がる。
その為の工夫が実は施されている。
2枚目の写真の金属部分が少しそっているのがわかるだろうか??
345度を超えないよう熱を逃がす為にそっているのだ。
地味だがこれがあるのとないのとでは故障率に大きな差がでる。
まさにマニア好み玄人好みの技術である。
ゼーベックファンは全部で7つのモデルを用意
シックなものから個性的なタイプまで全部で7種類。
どのタイプを選んでもお部屋にマッチする事は間違いなし。
冬のお部屋を彩るキーアイテムになる事は間違いない。
友人を招いた時にはゼーベック効果の話を是非して欲しい。
製品仕様
サイズ・重量 |
A:W180mm×D119mm×H204mm 655g B:W200mm×D108mm×H220mm 655g C:W200mm×D120mm×H229mm 615g D:W180mm×D119mm×H204mm 615g E:W156mm×D103mm×H163mm 460g F:W205mm×D120mm×H211mm 630g G:W200mm×D115mm×H211mm 650g |
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材質 | アルミニウム製 |
気流 | 150cfm〜180cfm |
稼働温度 | 50℃ |
最高温度 | 350℃ |
回転速度 | 950/min |
商標登録 | 登録第6095080 ゼーベックストーブファン |
JAN | 4571497892103 4571497892110 4571497892127 4571497892134 4571497892141 4571497892158 4571497892165 |