BBQでおいしいピザつくれませんか?というご相談
先日、お店まで遊びにきていただいたBBQ会社の社長様より、「BBQでおいしいピザ食べれないかな?」というご相談をいただきました。
たしかに、今まであらゆる冷凍ピザを検証してきましたがBBQの炭で冷凍ピザを焼く実験はしてこなかったので、いい機会かと思い実験させていただきました。
冷凍ピザを自然解凍をする
まずは自然解凍とします。
冬の場合は1時間程度、夏の場合は30分程度でいいかもしれません。
季節によって常温が異なるため自然解凍の時間は変わります。
冷凍ピザの自然解凍のチェック方法
自然解凍のいい状態の目安は生地を指で押したら固めではありますが少しへっこんで生地の弾力で戻ってくるくらいの状態です。
BBQピザ最高においしく焼くための2つのポイント
まず、冷凍ピザの焼き方の基本的な考え方として、天面と底面の2面を上手に火入れすることがおいしいピザの焼き方です。
そして、ピザの焼き方で注意する点が天面と底面の焼きあがるタイミングが異なるということを理解することです。
底面は平で生地が露出しているので火が通りやすく、天面はトマトやチーズなどの具材が乗っているため火が通りにくいです。
しかし、この二面を丁寧に焼き上げればきっと驚くほどおいしい焼き立てのピザが食べることができます。
また、BBQの炭で焼くピザはオーブントースターなどとは違い、家では味わえないようなピザに仕上がりますので是非チャレンジしてみてください。
①炭の置き方
BBQの炭でピザを焼くときに美味しく焼けるコツは炭の置き方です。
写真のように炭に高低差をつけ、必ず炭をひかない場所を用意しましょう。
なぜ、炭をひかない場所をつくるのかというと、ピザの逃げ場所を用意することによって火が入りすぎて焦げてしまうことを防ぐためです。
この逃げ場所でをうまく利用することで外がカリッと、中がモチッとした小麦粉香ばしい焼き立てピザが楽しむことができます。
(むしろ、炭が一番高い部分(温度が最も高い場所はあまり使いません。))
②アルミホイル蓋
天面の具材に火入れをするためにアルミホイルを折って熱をこもらせる蓋をつくりましょう。
【BBQピザ調理手順 15分】
1.自然解凍をしたピザを網の上に置く
→位置は炭が高さは低めのところに置く
2.アルミホイル蓋をする
3.生地の硬さを確認しながらトングで生地を回転させていく
4.底面が焼きあがっているので、焦がさないようにピザの炭がない場所に逃がし、天面をアルミホイル蓋の中で焼く(この間も生地の硬さを確認しながらトングで回転させる)
5.チーズが写真のように溶けてきたら出来上がり