2020年からのストーブファンのトレンドは絶対に首振りになる理由
日本でのゼーベックストーブファン(エコファン)にとってここ2.3年はプロダクトとして市民権を得る時間であったといえるでしょう。
開発当初はヨーロッパやアメリカのように暖炉文化がある国や地域からの興味は獲得できると考えていました。
しかし住宅設計上、気密性が高い建築が多い日本にとって暖炉は親しみのある身近な存在ではありません。東北や北海道など氷点下になる地域で見かけるくらいでしょう。
そんな心配をよそにゼーベックストーブファン(エコファン)が多くの方にお買い求めいただいたのにはいくつか理由があります。特に大きい理由といえば日本には優れたストーブが多かったり、コアなストーブラバーが存在するということ。またアウトドア文化がどんどん進化したこともこの製品が受け入れられた環境要因としてあげられるでしょう。
みんながストーブファンに欲しいの熱循環効率
そんな中でリクエストをいただいた事。
それは風の方向が一方向であるというが勿体ない。もっと熱循環の効率を最大限にしたいということでした。これは開発側の私たちからするとなんとも貴重な声であることは間違いありません。
なんとしても開発したいところ。と考え試行錯誤を重ねて完成したストーブファンがこちら。
なぜストーブファンの首が回るのか?
それを知るにはまずはストーブファンの原理を理解する必要があります。
原理につきましては過去にこちらの記事に書き記しましたのでご参照ください。
そもそも、ストーブファンはペルチェ素子の発電により電力を発生させ、その電力を元にモーターを回すことにより羽を回転させ風を起こし温かい熱を循環させます。
そして首振りストーブファンの秘密はモーターにあります。このモーターがダブルモーター(ダブルシャフトの場合もあります)になることにより羽がついてる側とは逆の背面側に首振りの仕組みを搭載することが可能になりました。
ストーブファン(エコファン)のその他の情報も公開中
もう少し詳しく首振りストーブファンのことが知りたい!
本記事で紹介した首振りストーブファンは約50℃で首振りを開始します。首振りの可動域は約46°となります。
この可動域の広さが今まで起こせなかった室内の空気の対流を起こしより早く、スムーズに熱を循環を可能にします。
そして、この熱循環の効率の向上により、ストーブの火を少し弱めたりもできますので灯油や薪の使用量を軽減でき経済的にも◎といえるでしょう。
また、本体の対応温度は50-345℃となり、もしも345℃以上になってしまうと全体が銅色に変色したりショートを起こしてしまい故障しますのでお気をつけください。
製品仕様
サイズ・重量 |
A:W180mm×D119mm×H204mm 655g B:W200mm×D108mm×H220mm 655g C:W200mm×D120mm×H229mm 615g D:W180mm×D119mm×H204mm 615g E:W156mm×D103mm×H163mm 460g F:W205mm×D120mm×H211mm 630g G:W200mm×D115mm×H211mm 650g H:W234mm×D105mm×H254mm 1100g I:W180mm×D105mm×H219mm 715g |
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材質 | アルミニウム製 |
気流 | 150cfm〜180cfm |
稼働温度 | 50℃ |
最高温度 | 350℃ |
回転速度 | 950/min |
商標登録 | 登録第6095080 ゼーベックストーブファン |
JAN | 4571497892103 4571497892103 4571497892110 4571497892127 4571497892134 4571497892141 4571497892158 4571497892165 4571497895708 4571497895715 |